成田空港の知識

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空港概要


  • 開港:1978年5月20日
  • 航空機発着回数:18万8820回(2006年)日本第2位(1位は東京国際空港|東京国際(羽田)空港)
  • 航空旅客数:約3506万人(2006年)日本第2位(1位は東京国際空港)、世界第23位
  • 航空貨物取扱量:約223万トン(2006年)日本第1位、世界第5位
  • 空港敷地面積:940 ha(計画1,080 ha)
  • 滑走路
    A滑走路:16R/34L, 4000×60 m(16R・34Lとも計器着陸装置|ILSを装備)
    B滑走路:16L/34R, 2180×60 m(16L・34RともILSを装備、計画2500×60 m)
  • 誘導路:延長 約25.5 km 幅30 m(一部23 m)(暫定計画を含む)(計画延長 約34.2 km 幅30 m)
  • 航空保安無線施設
    ILS 4式 (計画ILS6式)
    VOR/DME 2式
  • エプロン (飛行場)|エプロン:面積 約218 ha (計画面積 約260 ha)
  • スポット:137スポット(工事により一部閉鎖中の物を含む)(計画143スポット)
  • 運用時間:24時間
  • 利用時間:6:00 - 23:00(航空機の通常離発着時間帯に制限)
  • 誘導路の延長・エプロンの面積の推移は「成田空港問題#誘導路の延長及びエプロンの面積の推移|誘導路の延長とエプロンの面積の推移」を参照

    空港機能

    日本では最長級の4,000mの滑走路を有している他の日本国内の4000m級の滑走路としては、関西国際空港の第二滑走路(06L/24R)が存在する。(ただし反対闘争の影響でアプローチ帯を建設できず、進入灯がA滑走路南側内に750mにわたって設置されているため、南側から着陸する場合は実質3250m滑走路としてしか利用できない)。日本を代表する空の玄関口のひとつであるが、建設反対闘争が激しく、政府が土地収用法に基づく行政上の強制執行|強制執行を行ったが、それも限界があった。そのため、開港後30年近く経過しながら未だに全体計画は完了していない。開設後の拡張工事も進まず、騒音問題からの使用時間制限などもあり、東京国際空港|羽田空港の再拡張や航空自衛隊百里飛行場|百里基地(茨城県小美玉市)軍民共用化(百里飛行場)を行なう計画が進んでいる。B滑走路(第2滑走路)も土地買収が進まないため、計画の2,500 mより短い2,180 mの暫定滑走路のまま使用している。また現在求められている機能に対しても、騒音問題のため深夜や早朝の離着陸ができないなど、不十分な状態が続いている。それらのことから、ラッシュ時には滑走路手前の誘導路に航空機の列があったり、到着時に長時間上空待機する航空機が多い。成田国際空港株式会社が2,180 mの第2滑走路の延長に着手し2,500 mに伸ばす事に決定したが、用地の買収の目処が立たないことから、本来の計画とは反対側の北側の方に伸ばし、東側誘導路等を新設することを決めた成田国際空港北伸滑走路に係る飛行場変更許可について (国土交通省)。2010年供用開始予定である。詳細は「#歴史|歴史」の節を参照。B滑走路が2,500 mに延長されると、燃料をほぼ消費した状態のボーイング747が着陸できるようになるただし、離陸時においては国際線の都合上、大量の燃料を搭載する必要があり、その分重量が増加するため、2,500 mでは滑走路の距離が不足し、ほぼ不可能となる。ほか、中型機の離着陸には問題のない長さになるので、成田国際空港の発着能力が改善することが期待される。しかしB滑走路に並行する誘導路の一部が民家の影響で、「への字」に湾曲しており、ホイールベースの長いボーイング747・ボーイング777|777-300などの通過が極めて難しい。
    計画されている横風用のC滑走路(第3滑走路)は長さ3,200 m・幅60 mで建設は凍結されており、仮に横風用滑走路が完成すれば、強い北風・南風の際の着陸が容易になり、離着陸の遅れの減少、発着の効率性の向上・発着枠の増大が期待できる。ただし、航空機の性能向上により横風用滑走路の必要性は低くなっている近年に新規開港した仁川国際空港、上海浦東国際空港、広州白雲国際空港、香港国際空港、スワンナプーム国際空港、クアラルンプール国際空港では、横風滑走路の建設計画は無い。成田国際空港株式会社は、B滑走路2500m化の2010年以降年間発着回数を現在の1.5倍にあたる年間30万回にする試算を成田国際空港都市づくり推進会議に提示している成田空港:開港30周年 北伸後の次の一手、発着回数増30万回提示へ 毎日新聞 2008.03.24。 拠点空港として地盤低下防止と競争力強化、容量不足緩和のねらいも含まれている。
    周辺地域住民への環境配慮も必要で、成田空港では開港以来、住宅などの防音工事に400億円超、電波障害対策に200億円超など、合計3,200億円超の環境対策事業を実施しており、今後も実施され続ける予定である。他の空港とは違い、空港に通じるすべての車両入り口、成田空港駅、空港第2ビル駅、東成田駅の出口改札に、建設反対の過激派やテロリズム|テロの警戒のため検問所が設置されており、千葉県警察成田国際空港警備隊|空港警備隊の検問など警備が厳しく(専門の警察機動隊である「千葉県警察成田国際空港警備隊」が常駐空港敷地内への入場に際しては旅行者・従業員のほか見学・送迎その他の入場客についても、空港警備員から身分証明書(パスポート・運転免許証・学生証等)の提示と来場理由を確認(旅客の場合は、航空券の提示を求められる場合もある)するため、時間がかかる場合があり、また警備の都合上、旅客と空港関係者以外の空港敷地への立ち入りが禁止されることも少なからずある。空港警備隊とは別に、空港会社でも警備組織を子会社に置いており、空港警備にあたっているが、その分の警備費は年間100億円近くになる。(2005年の場合、94億円)

    貿易港としての機能


    成田空港の2004年(平成16年)度の輸出額は10兆6572億円、輸入額は10兆2978億円と、金額で国内第1位の貿易港である。輸出入品目としては、コンピュータ等の事務用機器、半導体など軽量で付加価値の高い機械機器等が中心となっている。* 主な輸出品目(平成16年度):半導体等電子部品 (17.4%)、科学光学機器 (9.4%)、映像機器 (8.2%)、事務用機器 (6.8%)、音響・映像機器の部分品 (4.0%)
  • 主な輸入品目(平成16年度):事務用機器 (15.6%)、半導体等電子部品 (14.5%)、科学光学機器 (7.9%)、音響・映像機器(含む部品)(4.3%)、医薬品 (3.6%)また、成田空港には、マグロ|まぐろなど魚介類の輸入通関が多く(平成15年度7万1924トン、国内の漁港第8位の松浦港の水揚げ量9万7805トンに次ぐ取扱量)、「成田漁港」の別名がある。(参考:「成田空港の貿易動向」平成17年2月 東京税関資料)

    空港ターミナル


    航空会社により第1ターミナルと第2ターミナルに分かれ、複数ターミナルを持つ大規模空港に多く見られるように、距離が離れているため、間違えると移動に時間が掛かる(ターミナル間連絡バスで約15分)。特に、近年増加している他社との「コードシェア便」(共同運航便)では注意が必要で、実際に機材を運航する航空会社が使用するターミナルに向かう必要がある。近年、成田空港では第2ターミナルへの偏重、混雑時間の集中やコードシェア便の増加により、利用者にとって不便な部分が多かった。そのため、航空連合|国際航空連合(エアライン・アライアンス)のグループごとにまとめて、同じターミナルに集約することによって、利用者の利便性を高め、混雑解消を目指し、第1ターミナル南ウイングが供用開始する2006年6月から約1年間かけて20社が段階的に移転することになった。現在、主な国際航空連合3つは旅客ターミナルがおおまかに分かれており、日本航空|JALグループを含むワンワールド(oneworld)陣営の多くは第2ターミナル、全日本空輸|ANAグループを含むスターアライアンス(Star Alliance)陣営は第1ターミナル南ウイング、ノースウエスト航空や大韓航空が加盟するスカイチーム(Sky Team)陣営が第1ターミナル北ウイングを使用している。(参考:成田国際空港株式会社 - 航空会社再配置計画

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL


    1980年(昭和55年)10月18日:過激派により京成電鉄高砂検車区、京成上野駅、京成電鉄宗吾検車区に停車中のスカイライナーを時限発火装置を仕掛け、一部炎上させる。  1981年(昭和56年)3月16日:鹿島港から土屋燃料中継基地に向かっていた燃料輸送列車が、千葉県神崎町内で過激派に襲撃、放火される。幸いジェット燃料には着火しなかった。 5月11日:茨城県...


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